お茶ができるまで


茶農家の一年

初めて会う方に「お茶農家です」自己紹介すると、ずっと“茶摘み=収穫”をしているイメージを持たれる方も多いのですが、実際の所は以下にまとめたような【管理作業】が茶農家の一年の作業のほとんどを占めています。

収穫作業は1年で25~30日間ほど。
一つの畑からは年3回(一番茶、親子番茶、二番茶)の収穫のみです。



一年の流れ

4月
肥料散布 病害虫防除
5月
一番茶(新茶)収穫
6月
親子番茶収穫 肥料散布 病害虫防除 中刈り
7月
二番茶収穫 紅茶製造 夏整枝(※)
8月
病害虫防除
9月
肥料散布
10月
秋整枝(※) 肥料散布
11月
茶振興大会への参加
12月
作業道の修繕など
1月
勉強会、研修会
2月
肥料散布
3月
肥料散布 春整枝(※)

上記に加えて、年間を通じ随時除草作業を行います。

※整枝
枝葉を綺麗に刈り揃えること。
収穫前は古い葉や枝が新芽収穫時に混入しないようにすることが目的です。また刈り揃える事により、均一に芽が伸びてきます。




主な作業の様子


◎肥料散布作業

リュック型散布機に約20kgの肥料を背負い、一筋一筋歩いて肥料散布、その後、管理機で土と混ぜます。


◎裾狩り<すそがり>

横に伸びてきた枝を刈り落とし、歩きやすいように道を作ります。主に肥料散布、病害虫防除の前に行います。


◎中刈り

茶の樹の高さがある程度大きくなると、行う作業です。細い枝を低く刈り落とすことで力強い新芽が出てきます。数年おきに行う作業。


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