和紅茶とは

和紅茶とは、日本産の茶葉をつかった紅茶のことです。明治時代には、お茶は主要な輸出品でした。当時は日本国内でも紅茶づくりが盛んでしたが、海外から安価で良質な紅茶が入ってくるにつれ、国内の紅茶の価格が下落。煎茶が主流となる流れが生まれましたが、近年では、日本茶を飲む人が減少しています。

その中で、昔、日本で盛んだった紅茶を復活させようとの動きが生まれ、SNSを通じて拡散。昇龍園では、2014年から和紅茶づくりを開始しています。

和紅茶の3つの特長
POINT

これからの和紅茶

在来種の茶葉は、ふたつとして同じものがありません。製茶技術は年々向上していますから、有名品種や「やぶきた」は、味や風味の予測がつくものの、在来種には、先が読めないおもしろさがあります。

和紅茶は、海外産の紅茶と比べると、パンチが弱くやさしい味です。しかし、私が目指しているのは、海外産紅茶の真似事ではありません。昇龍園の在来種の樹は、真冬には氷点下の気温となる信楽の地で100年以上生き残ってきたものばかり。生命力あふれるこれらの樹を使った紅茶づくりです。

また、在来種の茶畑は、1カ所ではありません。違う茶畑、違う在来種でつくることで、さらに異なる味が生まれます。近年「緑茶は飲みませんが、紅茶はよく飲みます」という方も、少なくありません。SNSを活用し、新しい顧客層にもアピールしていけたらと思います。

Information
お知らせ・ブログ

2022/4/8

2020年産煎茶売り切れ

2022/1/13

肥料散布を始めました。

2021/4/7

和紅茶

2021/4/7

親子番茶

2021/4/7

煎茶